LINE、生成AIを活用した新サービスを開始
- 桜井 未来
- 3 日前
- 読了時間: 2分

「LINE AI」と「LINE AIトークサジェスト」で、会話と情報収集がもっと便利に
LINEヤフー株式会社は4月15日より、同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」において、生成AIを活用した新たなサービス「LINE AI」と「LINE AIトークサジェスト」の提供を開始した。このサービスは、OpenAIのテクノロジーを活用しており、13歳以上のユーザーを対象としている。
LINE AI
「LINE AI」は、ユーザーがLINEのホーム画面から専用ページにアクセスすることで、AIを使って簡単に質問したり、情報を収集したり、画像を生成したりできるサービスだ。ユーザーが送信する質問や画像に基づき、AIがリアルタイムで情報を提供したり、指定された条件で画像を生成したりすることができる。例えば、ユーザーは天気を尋ねたり、画像を送信してその分析結果を得たり、「黒い猫のイラストを描いて」といったリクエストに応じてもらうことができる。これらの機能はすべて無料で利用でき、AIテキスト機能には1日あたりの利用回数制限がある。


LINE AIトークサジェスト
「LINE AIトークサジェスト」は、ユーザーがLINEでの会話をスムーズに進められるよう、AIがメッセージの作成をサポートする機能だ。忙しいときや返信に悩んでいるとき、AIが最適な返信を提案したり、適切なLINEスタンプを推薦したりする。さらに、入力したメッセージを指定した口調に変換する口調変換機能もあり、フォーマル、ため口、文字修正のほか、「ねこ語」や「侍言葉」といったユニークなスタイルで返信を作成できる。
「LINE AIトークサジェスト」は試験的に導入を開始しており、1日あたりの利用回数は最大300回、また1ヶ月あたりの利用回数は最大2,000回までという制限がある。


LINEは今後、生成AIをより身近な存在に近づけることで、人と人、情報・サービス、企業、地域だけでなく、生成AIとの新しい形のコミュニケーションを提供していくことを目指している。また、今後もユーザーのフィードバックを受けて、サービス内容の改善を続けていく予定だ。
参照サイト
LINE AI公式サイト