OpenAIが新たな最先端AIモデル「GPT-4.5」を公開
- 桜井 未来
- 2月28日
- 読了時間: 2分
自然な対話と強化されたEQ、誤情報の減少でさらに実用性が向上
まずはChatGPT Proプラン（月額200ドル）のユーザー向けに提供
2025年2月27日（米現地時間）、対話型AI「ChatGPT」を運営する米オープンAIは、新たに最も大規模で高性能なチャットモデル「GPT-4.5」の研究プレビューを公開しました。
同社が実施した初期テストによると、GPT-4.5との対話がこれまで以上に自然に感じられることが明らかになりました。この新しいモデルは、広範な知識ベースとユーザーの意図をより深く理解する能力を備え、進化した「EQ（心の知能指数）」によって、文章作成やプログラミング支援、実生活の問題解決など、さまざまなタスクにおいてより高い成果を期待されています。
現在、GPT-4.5は、ChatGPT Proプラン（月額200ドル）のユーザー向けに提供されています。
オープンAIのサム・アルトマンCEOは、自身のXで以下のように言及しています。
GPT-4.5は、まるで思慮深い相手と会話をしているかのような初めての体験を提供するモデルである
Proプランとともに、Plusプランのユーザーにも早期にGPT-4.5を提供したかったが、必要なGPUユニットの不足で実現できなかった
来週には数万台のGPUを追加し、その後、PlusプランのユーザーにもGPT-4.5を提供を始める予定である
なお、2月20日（米国現地時間）には、同社のブラッド・ライトキャップ最高執行責任者（COO）が自身のXで、まもなくGPT-4.5とGPT-5をチャットとAPIに導入すると明かしていました。
(Source: OpenAI)